性病の症状:陰部にイボができた

こんにちは!医師のワッシーです!

前回「陰部にできものができた」という内容で書きましたが、その中でも「陰部にイボができた」について今回はお送ります。

行為を行った後に気づいたら陰部にイボが出来ていた!なんていう経験がある人も居るのではないでしょうか。

陰部にイボができる原因は主にこの2つです。

  • 尖圭コンジローマ
  • 梅毒
  • それ以外

その中でもかなりの割合を占めるのは「尖圭コンジローマ」です。

今回は「尖圭コンジローマ」について、書いていきます。

尖圭コンジローマ

情報元:国立感染症研究所(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/428-condyloma-intro.html

原因:ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)の感染

  • 行為そのもの
  • 病変部への接触感染

症状:以下の2つが代表的

  • 陰茎の亀頭やその周囲、包皮や陰裏などに乳頭状、鶏冠状のイボができる

  • 肛門周囲や肛門内、尿道口にも感染し、尿道や直腸内部にも発生する

潜伏期(行為から症状が出るまでの期間):3週間〜8ヶ月程度

治療:ウイルスを殺す塗り薬(イミキモドクリーム)を塗布します。治癒までに数ヶ月単位かかることがあります。

疑わしい症状が出たら、まずは「尖圭コンジローマなのかどうか検査する」ことをおすすめします。

検査を行う為には医療機関を受診する必要がありますので、気になった方は受診をして下さい!

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