こんにちは!医師のワッシーです。
今回のテーマは「陰部にできものができた」についてです。
行為を行った数日~1週間後に気づいたら陰部にできものが出来ていた!なんていう経験がある人も居るのではないでしょうか。
陰部にできものができる原因は主にこの4つです。
- ヘルペス
- クラミジア
- 梅毒
- 尖圭コンジローマ
- それ以外
今回は、その中でも「ヘルペス」について、書いていきます。
ヘルペス
情報元:国立感染症研究所(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/424-genital-hsv-intro.html)
原因:感染経路として代表的な行為は以下の3つです。
- 口と口の接触
- 行為そのもの
- 病変部への接触感染
感染率:特定のパートナーとの行為においての感染率は1年間で約10%
症状:以下の5つが代表的
- 陰部に水疱が多数でき、かゆい
- 陰部に潰瘍ができ、痛みがある
- 足の付け根(鼠径部)のリンパ節の腫れ、圧痛がある
- 少量の尿道分泌物もでる
- 排尿時に強い痛みがある
治療:抗ウイルス薬を7-10日間程度内服をします。
疑わしい症状が出たら、まずは「性病による症状なのかどうか検査する」ことをおすすめします。
検査を行う為には医療機関を受診する必要がありますので、気になった方は受診をして下さい!